和紅茶の旅(2017)

紅茶を主題に、見聞きしたこと、考えたことを書きます。昨年の書き込みを別のページにまとめました。上の「和紅茶の旅」のボタンにカーソルを当てると隠されたページの見出しが現れます。


東京旅行(2月28日)備忘録

2月28日(火)、東京出張の二日目。早起きして都内を散策しました。最初に行ったのが清澄白河の「ブルーボトル・コーヒー」。ザ・サード・ウェーブの代表的なコーヒーショップなので、一度は見ておきたかったから。江東区を歩くのは初めてかもしれません。ブルーボトルのお店は倉庫をリノベートして焙煎工場とカフェにしたもの。店内に入ると若い男女が何人も働いています。焙煎している人、フォークリフトでコーヒー豆の袋を運搬している人、レジで接客する人、カウンターでコーヒーを淹れている人。淹れたコーヒーをテイスティングしている人。監督らしき人がいないのに、誰もがそれぞれの持ち場でテキパキと働いていて、それが見ていて気持ち良く、朝のすがすがしさも3割増しです。果実様の香りがするエチオピアの豆を買いました。

次の行き先は日本橋、徒歩で行きます。「看板建築」のような町並みを歩き、清澄庭園を一周し、清澄橋で隅田川を渡ります。川の上流にスカイツリーを遠望できたので、せっかくなので記念に一枚。

川を渡ると日本橋中洲、日本橋浜町と河口にちなんだ由緒のありそうな町名が続きます。目指すは日本橋蛎殻町(かきがらちょう)の佃煮屋「遠忠商店」です。土地柄か、水産加工品のお店が目に付きます。あとから知ったのですが、醤油さんも多いのだとか。佃煮屋さんがあるのも納得できます。同店の宮島社長は、能登を案内したこともあり、一度はお店を見ておきたいと思っていました。残念ながら宮島社長には会えず。

続いて地下鉄で銀座に。草加せんべいの山香煎餅本舗が銀座にお店を出したと聞き、ここの河野社長も能登を案内したことがあるので、新しいお店を見ておこうと思いました。こちらは河野社長と会うことができ、しばし歓談。人通りは多いけどお店の中には入ってくれないと、銀座での商売の難しさもお聞きしました。

せっかく銀座に来たので、石川、沖縄、高知のアンテナショップものぞきました。私の印象では沖縄の圧勝!店の勢いが違います。アンテナショップってなんなのでしょう?沖縄はボリューム感にあふれ、買い物の楽しさがあります。高知は生鮮野菜を店頭に並べて、田舎感を出すことに苦心していました。石川は品数が少なく、棚がスカスカで残念!という印象でした。もう一度言います、アンテナショップってなんなのでしょう?

次は新橋に。西新橋にOPENしたばかりの「旅する新虎マーケット」に。新虎とは新橋と虎ノ門のこと。路上の空きスペースに仮設の店舗やカフェ、バールなどを作り、地方の特産品を販売する都会的な市場、この日は富山県高岡市の鋳造品や愛媛県今治市のタオル製品などが並んでいました。facebookの紅茶グループで知り合った男性がここで働いているので彼を訪ねました。会えましたが、忙しそうなので名刺を渡しただけ。

ここで午後1時。都会の交差点にぽつんと立っている町家建築の蕎麦屋「砂場」でお昼。相席だけど直ぐに座れて、もりそばを注文。真っ白な御前粉の蕎麦をいただきました。

 

ここで飛行機の時間まで少し余裕があったので、渋谷「ヒカリエ」8階のd47に。すると埼玉特集をしていて、草加煎餅の代表として山香煎餅本舗の展示があり、偶然とは言え縁を感じました。同じフロアの食堂で番茶をいただき、東京散策はここまで。羽田に向かいました。(書き込みは3月8日)


東京旅行(2月15日)備忘録

2月15日(水曜日)東京に行きました。その備忘録です。

8時30分。東京駅周辺。北陸新幹線の始発で上京。一番目の目的地である日本橋の「長崎館」が10時に開館するまで、東京駅の外周をひとまわり。

東京ステーションホテルの入口を横目に見ながら一度は泊まってみたいと思ったり、はとバスの乗り場を通り過ぎて小学生の頃に家族旅行で乗ったなぁと思ったり、丸内口と八重洲口とでは雰囲気が違うと思ったりして、おのぼりさんの気分。

日本橋の高島屋、これも開店前なので外観だけを見たのですが(1階は以前に入ったことがあり、エントランスの天井の高さに圧倒された覚えがあります)、古い建物を見て、百貨店のステイタスは建物の新旧とは関わりがないなどとつぶやく。

 

長崎館では対馬紅茶の大石ゆうじろうさんと会い、奈良サミットのお礼など。ゆず紅茶を試飲。前にいただいときはユズと紅茶のバランスがとても良かったのにとコメント。大石さんの釜炒り茶「佐護茶」(おくみどり)を購入。30分ほど立ち話をしていました。

お昼前、原宿駅。代々木国立競技場で開催されているROOMS34。デザイナーの中川みどりさんがデザインした地場産品のブースがあるというので、どのようなイベントかも知らずに潜り込む。デザインというと、やはりファッションが主体で、個性的なコスチュームの女性店員とスタイリッシュな男性店員が並んでいて、雪国仕様の私は肩身が狭い。しかも、暑いのでダウンを脱ぎ、手荷物を引っ張りながら歩く暑苦しさ。

入口でもらったパンフレットは英文字ばかりで、目的のブースがどこにあるかも分からない。迷路状態にレイアウトされた展示ブースを、誘導されるがままにたどり、途中でキム兄こと木村祐一さんのブースにご本人がいるサプライズもあり、ようやくお目当てのデザイナー、中川みどりさんを発見。

長野県上田市の特産品開発と徳島県の藍染のPRについて、商品を見ながら説明をしていただきました。上田では複数企業が同じパッケージを使うブランディングでイメージ浸透をはかる作戦。藍染は衣類にとどまらず食、住、遊へと用途を広め、それを統括するデザイン。デザインの意図が分かりやすくて好感が持てます。一緒に仕事ができたらなぁ、などと夢想もしました。

この会場には金沢の知り合いが二人も出展していて、それも嬉しくなりました。お土産に購入したのが和柄のティータオル(三陽洋商事)、さて、どのように使いましょうか?写真は英文字ばかりのパンフレットの表紙(表1と表4)、徳島の藍染のパンフレット、ティータオルを試しにテーブルクロスにしてみたの図。 

午後3時。幕張メッセ「こだわり食品フェア」。地方の食品業者が首都圏に売り込むために新製品などを出品している展示会。「しまんとの紅茶」のお手伝いでこれまでに3度、出展者側に立ったことがあり、良い経験をさせてもらっていました。というわけで、馴染みもあり、商品開発のヒントも探せるし、なによりも、圧倒されるように数の多い来場者の流れに身を置き、田舎にいては体感できない首都圏ビジネスのエネルギーを浴びること(そしてそれに圧倒されないこと)を目標に、視察しています。

昨年は一般参加者として入場し、お茶生産者を集中的に回り、地紅茶サミットをアピール。今回は熊本県ブースの、人呼んで水俣四天王!4人のお茶農家を訪ねることが主たる目的。今年の11月に開催する全国地紅茶サミット水俣大会の準備状況をお聞きしました。

まず、お茶のカジハラの梶原さんのブースを訪問、すると、さしま茶(茨城県)の吉田さんや、五ヶ瀬(宮崎県)の宮崎さんもやってきて、ミニミニ「地紅茶サミット」の様相に。そのお隣は、NHK「サキどり」に出演していた桜野園の松本さん。松本さんとは初対面だったが、「サキどり」の動画を見ながら、30分も松本さんを独占してしまいました。お茶の坂口園の坂口さんとは水俣サミットについての意見交換。そのお隣の「天の紅茶」の天野さんからは熊本地震のその後についてお聞きしました。

 

ここで閉館合図の「蛍の光」が流れてきました。2時間くらい熊本ブースにいたことになります。充実した時間でした。

午後6時30分。幕張のホテルで「あしもと逸品プロジェクト」の月例会議。四万十ドラマの畦地さんが主宰しているグループで、地方の生産者と首都圏の流通業者の出会いの場。入口(生産者)と出口(流通業者)が同じテーブルにつき、お互いのこと(事情、考えかたなど)を語り合う集いです。こだわり食品フェアに来ている人もビジターとして参加したので、出席者は40名以上になりました。私は4年前の設立時からのメンバーですが、これに合わせて上京することもできず、久々の参加。それで近況報告も兼ねて3分間程度、全国地紅茶サミットのことをプレゼンしました。終了後、嬉しいことに、茨城県で栗づくりをしている地域おこし協力隊の男性から、栗サミットを開きたいとの相談をいただき、簡単なアドバイスをしました。私以外には東京のデパートのバイヤーさんからお中元のパンフレットに高知県の産品を取り上げる(4ページの特集!)ことなど3社の報告がありました。写真はここで配られたチラシ類。わが地元の羽咋市から松田さんも参加、本年7月にオープン予定の道の駅をアピールしていました。