和紅茶の旅

紅茶を主題に、見聞きしたこと、考えたことを書きます。


仙台でカフェ2軒

 

10月13日の朝。小雨になってきたので、仙台城までの散策は諦め、仙台駅近くの「マザーリーフ・カフェスタイル」で朝食代わりにスイーツ。場所は駅前の一等地にあるファッション・ビル。1階にはパティオがあり、それを囲むようにしてブティックやカフェが立ち並んでいて、その一画が「マザーリーフ・カフェスタイル」。店頭のポスターにつられ、「サングリア・ティー」と「栗と木苺のモンブランワッフル」をいただきました。サングリア・ティーはアレンジ・ティーなのでしょうか、紅茶感はゼロ、だけど、おいしい。ワッフルはいつか焼いてみたいお菓子のひとつ。

2軒目はハムステッドティールーム(Hampstead Tea Room)という紅茶専門店です。ハムステッドはロンドン市内の地名。すごい正統派の店名で、しかも、見つけにくい裏通りの、年季の入った雑居ビルの3階にあるので、入るのに躊躇しましたが、入ってしまったら、かわいいメイドさんがいる、気持ちの良いお店なのです。ひざ下まである白くて長いエプロンをしていて、髪にリボンまでつけています。決してメイドカフェではなくて、イギリスらしい雰囲気にしているだけ。インテリアやディスプレイは、私にはややデコラティブに思えるのですが、女子はきっと平気でしょう。オーナーの平中さんと立ち話程度ですが、お話しできました。静岡での地紅茶サミット(2010年開催)に参加されたとのことで、嬉しくなりました。いまは西洋の紅茶に専念し、国産紅茶を扱うのはもう少し先にしたいとのこと。ランチをいただきました。スープと野菜サラダと甘くないスコーンのセット、本日の紅茶はウバ、お菓子はかぼちゃのシフォンケーキ。ウバの渋みがとても気持ち良く、また、紅茶のシャンパンという呼ばれ方もなるほどと思わせるブドウ様の香りも感じました。お店ができたのはと聞くと、「震災の後ですから4年前」と答えられ、そういう数え方が習慣になっていることに気づかされました。あとからWEBで調べて分かったのですが、震災で閉店したお店を、従業員であった平中さんがすぐに再開してオーナー店長になったとか。ここにも復興ビジネスがありました。(平成27年10月13日、書き込みは10月15日)


6月3日(火曜日)東京都檜原村で紅茶づくり教室。

 

6月は何カ所か旅行をしました。忘れないうちに感想などをメモしておきます。そのため走り書きになっています。

 

他所でやっている「紅茶づくり体験」を経験することで、自分のやるかたをチェックする。東京でやっていることにも興味があった。

プログラムからの気づきは次の通り。

   檜原では「茶摘み体験」がない。前日から主催者が必要量を摘み、適度に萎凋してある。メリットは各自が適量を手にすることができる。萎凋が終わっていて、仕上がりの完成度が高まる。反面、茶摘みの大変さを実感できない。

   サラシの袋による手もみ。これは便利であった。取り入れたい。

   主催者の戸田さんが書道教師であるため、最後に毛筆で紅茶の名前を書く工程を設けていた。私には苦手な作業であったが、このようなプログラムで手づくり感とか創造の喜びを感受させる方法もあるのかと思った。主催者のセンスにより、いかようにも紅茶教室は変化する。

   電子レンジ乾燥法。簡単だが、手づくり感に乏しい。

戸田さんとのネットワーキング。できてない。 

紅茶づくりのセンスを感じる。茶工場を見てみたい。もう一度訪れるべきだろう。 

訪問はH26年6月2日、3日。書き込みは7月9日。


荒廃茶園復活プロジェクト(第2回)に参加して

 

高梁で展開している荒廃茶園復興プロジェクトについて書きました。リポートとしての結論は中途半端になっています。これから能登の茶畑でやろうとしていることで、自分なりの結論を示したいと考えています。

  

開催日時:H25年8月3日(土)9:00~15:00

対象茶園:岡山県高梁市松原町松岡の茶園

参加者:約40人(地元大学生3チーム、一般参加、現地受け入れ団体など)

プログラム:高梁駅集合-ボンネットバスなどで茶園に移動

      除草作業、茶摘作業

茶園から茶工場、農村生活改善センターに移動

昼食(仕出し屋さんのお弁当)

お茶づくり体験(釜炒り茶、紅茶)

お茶教室(煎茶の入れ方など)

現地解散、ボンネットバスで高梁駅へ

後援:岡山県、高梁市他

事業主体:荒廃茶園復活プロジェクト委員会

・     百姓のわざ伝承チーム(高梁紅茶の製茶グループ)

・     やまびこ市場(日曜オープンの直売所施設の運営グループ)

・     地域の農家

・     行政、JAなど

事業費:50万円(行政支援、お茶まつりの事業費を含む)

    数万円の参加費収入あり(お弁当などの実費に充当)

 

*     赤須は第1回(6月22日)と第2回(8月3日)に参加。第3回(9月21日開催予定)は所用で参加できないため、2回までの参加体験をまとめてみた。

 

事業の意義

●荒廃茶園を手入れすることで中山間地の景色を守るとともに、荒廃地の拡大を防止する。

●その手法として、大学生などの都市住民ボランティアに農作業をしてもらうことにした。その際の現地までの交通費は本人負担。昼食代金などは参加費で充当することにした。

●農業体験、紅茶づくり体験などの体験メニューと、中山間地の住民との交流シーンを用意することで、参加を促した。

●この事業を始める前から、大学生の茶摘み体験などの受け入れしており、その経験と人脈が、この事業のベースになっている。

●30人近い大学生が農作業を手伝うことにより、現地の農家さんも刺激され、このイベントのために多少無理をしていただくことになった。

●中山間地に住まう人にとって、この少し無理をすることが、刺激の少ない中山間地の生活には必要なことである。少し無理することで元気になる。これが心の活性化。

●この事業の意味は、中山間地に住まう人たちの「心の活性化」にある。

 

大学生とのこれからの関係

●大学生ボランティアは毎年新人を補充することは可能であろう。

●その一方で、地元は毎年1歳ずつ高齢化していく。

●いまは元気なじいちゃん、ばあちゃんが、孫のような大学生に田舎暮らしを教える関係であるが、十年もすれば農作業も引退した老人とひ孫の「縁側の茶飲み話」の関係になってしまう。

●この事業はこのような高齢化に対してなんらかの効果があるのだろうか。

●地域住民の心の活性化を、地域社会や地域経済の活性化につなげる、何らかの道筋をこの事業は示しているのだろうか。

 

大学生ボランティアの課題

●大学生ボランティアの参加動機は分からないが、現状は、農作業に不足している労働力を補う「猫の手ボランティア」になっている。

●主催者側がすべてを用意し、ここからここまでの雑草を取ってください、という関わり方しか、大学生に求めていないことに起因している。

●とはいいながら、自発的に参加している大学生の側も、自分たちの活動や研究に関わるテーマを自ら設定すべきであろう。

●たとえば、大学祭で高梁紅茶の模擬アンテナショップを開くことは可能ではないだろうか。自分たちでつくった高梁紅茶や、高梁紅茶のクッキーなどの関連商品などを、試飲、試食販売する店である。この模擬アンテナショップを、起業のための実験イベントにすることも、そのプロセスを研究成果としてまとめることも良いだろう。

●そのような視点でこのプロジェクトを位置づけるなら、学生たちはもっと明確な問題意識をもって参加するようになるのではないだろうか。

 

中山間地の側の課題

●中山間地をこれからどのような地域にしていきたいのか、明快なビジョンを出すべきであろう。

●政策的には定住促進(または半定住)、新規就農者の受け入れ体制の整備(あるいは農業アルバイトの受け入れ)であろう。

●その前段階としてインターンシップ事業をやってみるのも良いだろう。参考になる事例は全国にたくさんある。

●生産活動と交流活動の2本立てである。その活動のキーワードに「紅茶」をおくことはできないだろうか。


ひがし茶屋街の山屋(H25年5月26日)

 

ひがし茶屋街の紅茶専門店「山屋」が本日で閉店します。21年間もやっていたそうです。

金沢には紅茶専門店が、あるようでないものですから、とても残念です。10時30分の開店時間に間に合うように出かけ、私はニルギリを、女房は冷たいチャイをいただきました。ひがしは日曜日なので朝から観光の人が多く、おまけに花嫁行列まで通りましたが、山屋の店内から木虫籠(きむすこ)越しに、まるで別世界でも見るように、通り過ぎる人の様子を眺めていました。こんな無声映画のような時間を楽しめるお店がなくなるのは、やはり惜しいと思いました。

(H25年5月26日書き込み)

 


尾張旭の紅茶フェスティバル

facebookに書き込んだものですが、残しておきたいので、コピペしました。(12月1日)

 

10月28日の記録。

尾張旭の紅茶フェスティバルに行ってきました。盛況でした。武田先生、坂田先生のお話に感銘を受けました。あちこちで話していることと断りながらも、大事なことだからと、繰り返し述べられるところに、やはり本物の「先生」なのだと思いました。中莖先生の凍茶のレポートは刺激的でした。いろんな試みをしている人がいることを知りました。世界は広いです。帰りの電車で小泊先生と一緒になり、お話しを伺いましたところ、凍茶の試みは静岡で以前にやっていたそうです。そのときは日の目を見ず、いま芽が出ている、時代は確実に動いていると小泊先生は感じているようです。日本茶インストラクターの中根さんは足で稼いだ愛知県内の紅茶生産者の情報を披露されました。貴重な資料です。地紅茶MAPに使わせてくださいとお願いしたところご快諾をいただきました。ありがとうございます。豊橋の紅茶生産者の後藤さんの報告では、こどもを対象にした手作り紅茶教室のことが印象に残りました。能登の紅茶教室は必ずしもこども向けではありません。考えるべきかもしれません。静岡紅茶の中村さんは流通の観点から、もっといい紅茶を作って欲しいと述べましたが、時間切れで、課題解決策までは言及されず、聞く側としては不満が残りました。シンポジウム全体(私が聞いたのは前半だけですが)を見るなら、お話がワンウェイで、参加者はもっと質問時間を欲しかったのではないかと思いました。疑問点をひとつ。紅茶フェスティバルなのに、発酵茶を演題に掲げる発表者が多数いました。どうしてでしょう。坂田先生が東方美人の話をすると分かっていたからでしょうか。


ケンジントン・ティールーム

 8月7日、所用で上京。合間に「ケンジントン・ティールーム」でディンブラ(OP)とスコーンをいただく。西武池袋本店の婦人服売り場にある喫茶店のせいか、客は見事なくらいに女性ばかり。で、いま気がついたのだけど、デパートでは「婦人服」という言葉が生きているのですね。さて、ディンブラはスーッとカラダに入ってくる。すっきりした渋みでキレが良い。リンと張りつめたものがあり、余韻がやや寂しげかな?きれいなものは寂しく感じるのかも。スコーンはソフトで、あまり粉っぽくない。店員さんはスレンダーな女性ばかり。濃紺の開襟シャツを七分袖にまくり、赤系のスカーフをきりっと締めている。黄土色のショートパンツに黒の長いストッキングかタイツ、同系のローファー。どことなく英国っぽくて素敵。デパートの中なので窓がないのが苦しいが、スペースの広さと暗い色調の壁が救っていて、落ち着きのある良い店だと感じた。(8月9日書き込み)

 


優しい紅茶教室で和紅茶を語る(7月29日・富山)

ティープランナーの田村信子さん(富山市)の「優しい紅茶教室」に呼んでいただいた。教室のテーマが「国産紅茶を知っていますか?」であったためか、参加された4人の女性は、いずれも紅茶への考え方が柔軟で、国産紅茶に好意的な評価をいただくことが出来た。私が用意したのは加賀の紅茶(ヤブキタ)、丸子紅茶(ベニフウキ)、春日の紅茶(在来種、手揉み)の3種類。国産紅茶が初めての人ばかりと聞いていたので、違いがはっきりしているものを選んだ。たくさん質問がでたので、この企画は成功したようだ。私自身はというと、紅茶を5種類(上記3種類と田村さんが用意したヌワラエリアと富山の紅茶)も入れることができ、紅茶のお話もでき、幸せな時間を過ごすことができた。写真は5種類の紅茶の水色。上段左から加賀の紅茶、丸子紅茶、春日の紅茶、下段左からヌワラエリア、富山の紅茶。

 


和紅茶の会@雨宝院

 

7月3日(火曜日)。千日町の雨宝院で和紅茶の会。同町会に住むインフィニティの水本さんが、昨年から「ご近所コラボ」と題して、地区在住の商店主などを講師にした、勉強会を開いていて、それに呼ばれた。昨年に続き2回目。今回は「加賀の紅茶(ヤブキタ)」「丸子紅茶(紅富貴)」「春日の紅茶(在来種)」の3種類の紅茶を出した。いずれも今年の新茶。特徴のはっきりしているものを揃え、違いを楽しんでいただいた。評判が高かったのは丸子紅茶、まぁ、仕方ないか、一番インパクトがあったので。国産紅茶を初めて飲む方がほとんどで、砂糖もミルクもレモンも使わずに飲めるやさしさに、一様に驚き、また、好感も持っていただけたようだ。秋にもまた開催することになった。

 


優しい紅茶教室を受講(5月27日)

 

富山市で活動しているティープランナー田村信子さんが主催する「優しい紅茶教室」を受講した。facbookで見つけたものだ。

この日のテーマはインドの紅茶。普段は国産紅茶を飲み、インドの紅茶は専門店で飲むだけなので、せっかくの機会だし、facebookの情報発信力を確かめる意味もあり、参加することにした。

田村さんとは初対面であったが、紅茶という共通の話題があるので直ぐに対話が成立し、あっという間の2時間であった。

飲み比べたのは次の3品種(6種類)。

●ダージリン(ファーストフラッシュ)の2分間抽出と3分間抽出。さすがに紅茶のシャンパン!きりっとしている。

●アッサム(CTC)の3分間と5分間。渋みのキレがすばらしく、ミルクティーも良いが、むしろストレートで渋みを味わいたい。

●ニルギリ(OPと思われる)の3分間と5分間。これは絶品!一般的にニルギリは個性がないと言われているのだが、これはきれいで気高くて、加賀の紅茶の目標にしたいとすら思った。

■5月27日(日曜日)14時~16時

■富山市/カーロッツとやま大町店2階ラウンジ

■講師/ティープランナー田村信子さん

 


東京ティータイム

 

5月18日(金)、東京出張。午後2時のアポなので、それまでの時間をお茶に充てた。

一軒目は有楽町の東京交通会館にある静岡県東京観光案内所。カフェスタイルの案内所で静岡茶をいただける。女性スタッフは白いシャツと黒いスラックス、和風柄のエプロンを締め、煎茶を上手に入れてくれそうな雰囲気である。1杯目は掛川の深蒸し(新茶)と塩羊羹を注文。深蒸しは滅多に飲まないので頼んでみた。2杯目は本山(新茶ではない)。きれいな黄金色の水色、ややすっきりし過ぎかな、火香を感じた。店員さんに聞いたところ、丸子紅茶を置くかもとのこと、期待したい。

二軒目はマザーリーフ東銀座本店。ここは4度目になるかな。紅茶専門店でどんなランチを出すのかを知りたくて来た。紅茶は磯淵さんに敬意を表してディンブラーに。紅茶は旨いが、ガラスのマグカップはちょっとね。ワッフルがパリッと焼き上がっていて旨い、紅茶シロップに浸して食べる。この紅茶シロップのアイディアはいただき、何かに使ってみたい。写真はランチプレート、上から時計回りに冷たいコーンスープ、生野菜、キッシュ(塩味、軽い、旨い)、イカとエビのペンネ、ブロッコリ。

 


ひだまり小路・土佐茶カフェ(高知市) 

土佐茶のPR拠点。2010年12月に高知県が造った。以前から行ってみたいと思っていたお店である。高知一の繁華街「帯屋町アーケード」にあり、裏庭が「帯屋町公園」という絶好のロケーションと借景。白いシャツに茶色のカフェエプロン、キャップをかぶってテキパキと動くスタッフ。きれいなお店である。席に着いたら池川の水出し煎茶が出てきた。お水代わりなのだろうが、食事の時間なのだから温かいお茶で胃を温めた方が良いのでは。ランチを注文。ハマチのお造り、山菜の白和え、小松菜、タケノコ、白菜と豚肉の旨煮あんかけ、漬物、土佐はぶ茶。良く使いこまれた根来の汁椀。細い竹箸が使いやすくて気に入った。はぶ茶は食中茶なのか食後茶なのか、位置づけが見えない。PR拠点としてはお茶に関する提案性に乏しいように思う。食後に池川のかぶせ煎茶をいただいた。何煎かいれたら茶葉を食べてみては、とポン酢が添えられている。食べてみた。面白いけど、ことさら旨いものでもない。初めて来たせいだろうが、落ち着かなかった。次は夜に来てみたい。(平成24年4月30日訪問、5月13日書き込み)

下の写真は左からランチ、かぶせ煎茶の3煎目、香ル茶。