試飲メモ(H25・H24)

試飲メモのアーカイブです。恥ずかしい内容ですが、これも私自身なので、残しておきます。 


地紅茶にも等級を

 

いただいた地紅茶があまりに棒が多いので「自己流の篩」をかけてみた。写真は仕分けた結果である。小粒24g、大粒18g、棒とケバ10g。市販品としてはお粗末というしかない。

仕分けした地紅茶を淹れてみた。右のカップが小粒、左が大粒である。水色の濃さが明らかに違う。小粒と大粒とでは酸化の度合いが異なるのであろう。香味は両者とも同じ系統であるが、小粒のほうが味に引っ張りがあり、大粒のほうは味が途切れてしまう。

この地紅茶の場合は、小粒、大粒のどちらも、私なら商品化しないだろうが、少なくとも篩にかけることで、何処に欠陥があるのかを考えるきっかけにはなる。

地紅茶にも等級を設けるべきではないだろうか。

(H25年8月1日書き込み)

 


台湾土産とシンガポール土産

 

台湾のお土産にいただいた「桂花烏龍」と、シンガポールのお土産にいただいた「ダージリン」です。たまたま、重なりました。食事に合わせるお茶を実験中なので、いろんなお茶があるのはとても嬉しい。ありがとう、ユカさん、ミミさん。

「桂花烏龍」とは金木犀の香りをつけたウーロン茶のこと。二煎目をいれた後にティーバッグの中身を確かめたところ、黄色い花が入っていました。販売店は「●陽茶行」(●は当てはまる漢字を探せないから、山編に堯と書き、GEOWと英字表記されている)という台湾で100年以上の歴史を持つ、台湾茶の専門店、としおりに書いてありました。

ダージリンはインドのダージリン地方で作られている紅茶で、世界の三大紅茶に上げられる銘茶です。ファーストフラッシュのFTGFOP1(この翻訳は私流なので自信がありませんが、ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー・No.1)で、簡単にいうと、金色の芯がたっぷり入った最上級の紅茶のこと。シンガポールの「TWG TEA COMPANY」という紅茶商社のもの。1837年設立とパッケージに誇らしく書かれています。

さて、香味の評価は。

お茶の入れ方が上手でないのか、私がお茶に求めるものが厳しくなったのか、期待する味や香りを引き出せません。簡単な浄水器を使っており、水の旨さは分かるのですが。

(H25年4月28日書き込み)

晩ご飯にミルクティー

 

晩酌をやめました。代わりをどうしようかと考え、昨晩から温かいミルクティーを試しています。写真は今日の晩ご飯。ナスとシイタケの田楽、ホタルイカの沖漬け、カジキの昆布〆、コールスロー、写真には写ってないけど、わかたけグラタン、ラッキョウ。田楽ミソや生臭いものは、ミルクティーでカバーできると考え、それは正解でした。酸っぱいものはどうかな、と思いましたが、ベストではないまでも、失敗ではありません。恐るべし、ミルクティーの威力。ただし、この場合のミルクティーの役割は、口の中をさっぱりさせる、食卓の脇役です。濃厚ミルクティー愛好家には不評を買うかもしれません。次回は低温殺菌牛乳を使って「完成形」に仕上げたいと思います。ちなみ、紅茶は村松さんの紅富貴でした。(H25年4月12日書き込み)

 

中国茶の教室(H25年2月27日)

昨晩は小川さんの中国茶の教室でした。出されたお茶は4種類。アッサム・セカンド・フラッシュ、ダージリン・オータムナル、上園茶荘の林先生による倍煎茶、古式凍頂烏龍茶・龍眼炭焙煎、この順番です。紅茶を2種類いただいたところで写真の「熱々スフレ、チョコレートソースがけ」が出て、その後、台湾茶2種をいただき、最後はご飯になりました。

今回のお茶はどれも美味しく、もちろん、いつも美味しいお茶をいただけるのですが、今回は私に分かりやすい美味しさで、一点ずつの違いを感じ取ることができました。

私には生徒さん(女性ばかりです)の会話も楽しみのひとつです。2ヶ月ぶりの教室なので、どこかを旅行しましたか、と、なにか美味しいものを食べましたか、という女子のおしゃべりが始まりました。で、いまさらのように、食べものに対する女性の観察眼と記憶力の良さ、巧みな表現力を感じます。それに比べると、私は感じるだけで、直ぐに忘れてしまい、なにも考えずに食べているようです。食も私の仕事のひとつなのですが、この関心の薄さは致命的かも知れません。

そうならないように、書き留めておくことにします。

お茶を出す順番が良く計算されていました。アッサムの気持ちの良い渋み。それに続くダージリン・オータムナルの甘みとフルーティーな香り(熟したフルーツの甘い香りです、若々しいフレッシュな香りではないと思います)。2種類の紅茶のきれいだけど濃醇な味わいが、チョコレートの濃厚な味わいとマッチし、口に残る甘みを洗い流してくれます。

口の中がリセットされたところで、繊細な台湾茶をいただきました。ともに焙煎茶ですが、焙煎の強さが違います。上園茶荘の方は香りが高く、その香りが、茶碗に長く残ります。一方、凍頂烏龍茶は強い焙煎香とともに花の香りがしてきます。味わいはどちらもきれいで、前者は舌の上で消えていくのに対して、後者は舌の上を滑って広がっていくような感覚でした。(2月28日書き込み)

 

ディンブラを試飲 

はせさんのミルクティー教室に参加したときに購入したもの。茶葉のサイズは、これでBOPかと思うほどの細かさ。以前に教わったのと違うので、念のために調べてみたら、産地によって等級の基準が異なるようである。

さて、試飲をした。

水色は深紅。私の好きな色である。紅茶らしい色といったらこれであろう。香りは微妙で私には判別不能。味にコクがあり、渋みもしっかりある。茶殻も点検した。花の香りがする。

ミルクティーにもしてみた。渋みがコーティングされて飲みやすい。口の中もさっぱりして、甘いものが欲しくなる。この特徴は低温殺菌牛乳を使うともっとはっきりするのだが、本日はUHT牛乳で試した。 

Dimbula(ディンブラ/スリランカ)グレートウェスタン茶園・BOP

(4g・350ml・3分間)

(H24年12月1日記録) 

 

ニルギリ

 

ニルギリを試飲しました。キッチンドリンカーのように、台所で入れ、その場で試飲しています。紅茶をいただくには優雅ではありませんが、専門家になった気分を味わえます。

このニルギルは紅茶フェスティバルin尾張旭(10月末に開催)でいただいたサンプルです。堀田さんのお店(ティーズリンアン)で販売しているものと思われます。

さて、評価です。

水色は淡いオレンジ色をしています。きれいです。

紅茶そのものの香りは、私には感知できないくらいに微妙です。

きれいな味で、切れの良い渋みもあります。いい紅茶です。

茶殻も点検しました。茶葉に緑色が残っています。花の香りとさわやかな香りがします。

さわやかな香りは、茶葉の緑色によるものですが、いわゆる青臭さではありません。酸化発酵がきちんとできているからだと思います。(H24年11月30日記録)

 

沢渡茶(さわたりちゃ)

高知県仁淀川の沢渡茶。じいちゃんの茶畑を受け継ぐために高知市からUターンした岸本さんがつくった煎茶。帰郷してから農家になるためのトレーニングをじいちゃんから受け、昨年、専業農家になった。このお茶は農家になって二造り目(これは酒蔵の言葉で、お茶農家でこんな言い方をしているかは分かりません)ということになる。伝統的な浅蒸し煎茶。渋さが良い。口の中がさっぱりする。自然な旨みも好感が持てる。パッケージも良い。地元の秋葉祭りをテーマにしている。田舎っぽくもあり、都会的でもあり、岸本さんのポジションにふさわしいように思う。仁淀川には2回行ったことがある。峡谷の道を上流に向かうと、急斜面の中腹に集落が見えたりしてきて、こんな不便なところになぜと、山の人のたくましさや精神性を感じたりもする。風景写真は2010年11月に訪問したときのもの。男性が岸本憲明さん。女性は仁淀川の紅茶「香ル茶」をつくっている片岡桂子さん。

 

能登の紅茶(在来種)

手づくり紅茶教室でつくった「能登の紅茶」を試飲した。「教室」は6月に2回開いた。6月12日の教室のものよりも、6月30日のほうが良かったので、そちら評価を記す。

水色、香味ともに弱く、抽出時間を6分間にした(通常は3分)。水色はほうじ茶のようにやや黒ずんでいる。味にコクはあるが、むしろ特徴がないと言うべき。渋みが全く出ていないのが、良いのか、良くないのか。ポットに残った茶葉からは果実様の香りがするのに、その香りが紅茶に移っていないのが、なんとも残念。これらは手揉みの弱さに原因があると思われる。

抽出中のガラスポットを良く見ると、茶葉のうぶ毛(毛茸、もうじといます)によるブラウン運動を見ることが出来た。

(7月14日書き込み)

 

丸子の紅茶(紅富貴)

 

6月2日の「紅茶づくり実習@丸子」で製茶したものです。

紅富貴(ベニフウキ)の生葉を見たのはこの時が初めてで、

葉の大きさに驚きました。

甘い香りがします。土の香りでしょうか、それも感じます。

甘みとともに渋みも感じます。雑味のない、すっきりとした渋みです。

飲むたびに渋みが重なって行くように感じます。

カップとソーサはノリタケ。40~50年前にわが家で購入したものです。

赤い色が「天然色映画」のようで、時代遅れのモダンさをプンプンとさせていますが、

私は気に入っていて、良く使います。

そのため、カップが2個、ソーサが4枚になってしまいました。

(7月13日書き込み)

 

加賀の紅茶(ファーストフラッシュ)

 

6月2日に茶摘みをしたヤブキタの一番茶です。

甘い香りが微かにします。水の香り?川の匂い?それも感じます。

きれいな味わいです。今日は味にふくらみも感じます。

渋みもきれいで、キレが良くて舌に残りません。

華やかな気品はありませんが、落ち着いた品を感じます。

カップとソーサは九谷焼。金沢の骨董屋さんで見つけました。

手書きのようです。4客あります。色ムラがあるので、たぶんB級品でしょうが、

カワイイと言って喜んでいただけます。

(7月13日書き込み)

 

 

人と農・自然をつなぐ会の和紅茶 

きれいです。きれいとしか言いようがありません。

2杯目になると渋みが少し舌に残ります。

紅茶の適度な渋みを、最近、好むようになってきました。

杵塚あゆみさん送っていただいたDMに入っていたサンプル。

(6月12日試飲)

 

梅ヶ島の紅茶(静岡)

特徴がありません。湿った匂いがします。

茶殻のカタチから考えると、手揉みかもしれません。

味に特徴がないことから考えても、手揉みではないでしょうか。

揉捻に時間をかけて香味を引き出したほうが良いと思いました。

丸子の紅茶づくり実習で、隠れ茶を守る会の斉藤雅子さんから、

サンプルをいただきました。(6月8日試飲)