日常茶飯事(H24年4月・インフル日記)

4月15日(日)はお花見の会、参加者募集中。

 

桜の下で酒を飲めば、懐かしい人がやってくる。

4月の第3日曜日、今年も浅野川、陽当たりの良い右岸で。

お気に入りの酒といくつかの猪口を草むらに置き、

日の高いうちから酒を飲む。

その少しばかりの後ろめたさを、酔いが溶かしてくれる。

(4月4日書き込み)

 

晩酌の徳利

 

女房が買ってきた小振りの徳利。彼女がお気に入りの九谷焼、上出長右衛門窯。使わないなら一輪差しにするつもりだったという。120mlくらい入る。飲み過ぎないように、との警告でもあるようだ。せっかくの徳利だから湯せんで燗をつける。湯せんには急須を使う。急須にお湯を注ぎ、徳利をひたし、温まるのを待つ。急須なのでそのまま食卓に置ける。盃に注いだら、冷めないように再び急須につける。我ながら良い方法を思いついたものだと、ひとり悦に入り、ついつい2本目をつけたりする。(4月6日書き込み)

インフルエンザ

インフルエンザに罹った。新年度に入ったので気が緩んだのかもしれない。幸い熱は下がったが、5日間の活動休止を宣告された。取引先にキャンセルの電話を入れ、1週間の予定が真っ白に。ところが体調は回復傾向にあり、これからの一週間の監禁生活をどう過ごそうかと思案し、インフルエンザ日記を書くことを思いついた。まぁ、この発想が病人っぽいけどね。

さて、発病したのは日曜日の午後である。朝から女房が取材に出かけ、家にひとり居るのもナニだし、広坂緑地でやっている「乙女の金沢・春ららら市」に行った。おっさんが乙女の金沢でもないだろうと突っ込まれそうだが、これも商品開発のネタ探し。で、知り合いにも会えたし、買い物もでき、晴天のポカポカ陽気にご機嫌で帰ってきた。ところが、昼ご飯を食べたあたりから急に身体が動かなくなり、ロッキングチェアに毛布を被って固まってしまった。(4月11日書き込み)

 

インフル日記(発熱)

日曜日の午後から身体が動かなくなった。7時頃に女房から「お迎えメール」が届くまで半睡半醒の状態。重くてだるい身体のまま、車で迎えに行き、症状を告げる。夕食をどこかで食べる約束だったが、食欲がないので中止にする。家に着き、布団を敷き、寝込む。

月曜日の朝。回復している感覚がない。目覚めているのかも怪しいものだ。トイレに行く。少しふらつく。震えるほど寒い。布団に包まって身体を丸める。仕事のことが次々と湧き上がり、頭の中はフル回転だ。身体はこんなに重いのに。ポップアップウィンドーをひとつずつ消す要領で妄想を順に閉じ、少し落ち着く。初めて検温してみる。39.3度もある。これは大事だ。牛乳を飲む。昨晩から何も食べてなかった。5分も経たないうちに汗が出た。どうやら脱水症状であるようだ。ミカンを食べた。酸味が心地良い。また汗が出た。生体反応があることが嬉しい。少し先が見えてきた。(4月14日書き込み)

 

 

インフル日記(診断)

月曜日の夜はダイコンと卵のスープをいただき、身体を温めて寝た。着替え用のパジャマをどっさり用意した。汗をたっぷりかき、何度も着替えた。

火曜日の朝、目覚めたら35.3度だった。下がった。身体の節々は痛いが、身体が軽い感じがする。これならば病院にも行ける。午後には仕事も行けるかもしれないが、ともかく診察だ。

市立病院に行く。かかりつけのドクターに診てもらう。念のためにと、インフルエンザの検査をする。長い綿棒を鼻の奥に突っ込む方法である。20分後に検査結果が出て、ドクターはすまなそうに「インフルエンザやったわ」と告げる。タミフルを5日分処方される。

家に帰り、アポ先に電話を入れる。皆さん、一様に親切で、気持ちが救われる。せっかくいただいた休養期間だから、おとなしく寝ることにした。(4月16日書き込み)

 

インフル日記(紅茶豚)
 

熱が下がり、体調も戻ってきたので、紅茶豚を作っている。なんでこんなときにとも思うが、割と凝っていて、時間が空くと作りたくなる。簡単にでき、ストックもできるのが良いところだ。豚肉を糸で縛り、鍋に入れ、ヒタヒタになるくらい水を注ぎ、ティーバッグを適当な数だけ放り込み、適度な火力で1時間煮込むだけ。アクを掬うのが、いかにも料理をしているようで楽しい。紅茶を使う理由はよく分からない。豚肉においしそうな色が着くからではないだろうか。煮上がった豚肉はつけ汁(醤油、味醂、酒、酢)につけ、あら熱が取れたら冷蔵庫に。食べるときは、スライスして炙るべきだ。豚の脂が甘くなっておいしい。写真は紅茶豚をつくっているところ。脂がギラギラしているのはストロボをたいたため。紅茶はあまり物で充分である。実のところ、飲みたくない紅茶を処分したくて紅茶豚を作っている面もある。チキンも試してみたが、断然、豚の方が旨い。でも、インフルエンザにかかっているときに作ったものなど、誰も食べてくれないだろうな。(4月26日書き込み。ちなみにインフルエンザ静養は21日で終了)

 

インフル日記(回復)

4月22日は金澤三水会のお花見。幹事を務めているので敷物など一式を車に積み込み、女房と一緒に会場設営に。会場は浅野川大橋より少し上流の河川敷。天気が良くて、すでにいくつかグループが座を組んでいる。仲間の中村さんが、ご近所に住まわれていることもあり、早々と到着し、会場設営を手伝ってくれた。で、私は皆さんに感染させてはいけないので、ここで帰宅。帰り道に大桑町で「満開の椿」を撮影。緑と赤のコントラストも強烈であるが、何よりも満開と言うしかない花の量の多さに圧倒される。竹久夢二がデザインした椿柄のパターンを思い出す。それで写真に収めたのだが、光量の計算ができず、ハレーションを起こしてしまった。自分の下手さ加減にため息をつく。午後3時、ふたたび花見の会場に向かい、撤収作業。身体はだるくなく、昨日でタミフルの服用も終わった。これにて私のインフルは終息とする。(4月26日書き込み)