日常茶飯事(H25年5月)


水遣り(5月29日)

 

庭の水遣りが朝の日課になっています。5月も末になると、少し動いただけで汗ばみます。石楠花(シャクナゲ)と芍薬(シャクヤク)を見つけました。自宅の庭なのに「見つけた」もないものですが、花が咲いたので撮影し、花の名前をWEBで確認した、というわけです。母が残した庭を、手入れもせずに放置していました。気が付いたら花が咲くようになりました。反対ですね。花が咲くから、いろんな花草木を植えていたことに気が付きました。遺言にするつもりで植えたわけではないでしょうが。まもなく母の命日です。

 

酒米石川門の田植え(5月25日)

 

本日は田植えをしました。場所は金沢東部の中山間地、三谷地区。この地域の米生産者は、やちや酒造店と専属契約をしており、ここで栽培される酒造好適米の「五百万石」と「酒米石川門」は、やちや酒造に全量納入され、「加賀鶴」になります。

本日の田植えは、酒販店の宮下酒店が「自分で植えた酒米石川門で日本酒を造ろう!」と呼びかけて実現したもの。親子参加も含めて30人くらいが集まりました。

天候は快晴、暑いくらいでした。手植えの田植えを、私は毎年やっていますので慣れたもの。三谷の田んぼもよく手入れされており、わいわい騒ぎながらも、実質30分くらいで終了。たいして疲れもせず、この分なら明朝足腰が立たないということはないでしょう。

田植えしたばかりで気が早いのですが、稲刈りは9月10日頃を予定。

三谷地区での今年の見込みは、酒米石川門が230袋(1袋30kg、玄米)、五百万石が650袋とのこと。

ところで、田植えが始まるまでの時間に、農家のおじいさんの話をなにげなく聞いていたのですが、面白いことをふたつ耳にしました。

ひとつ目は「昔は、男は田植えをしないものであった」ということ。出稼ぎに行ったからのようです。田植えのころまで出稼ぎに行っていたのでしょうか。

ふたつ目は「せんまいた」です。おじいちゃんが、うちの田んぼは「せんまいたやから(=狭い田んぼだから)」と言ったこと。これを聞いて「もしかしたら」と思ったのは、輪島の有名な棚田の「千枚田」は「せんまい田」が転じたものではないか、ということ。WEBで千枚田を調べたら、同じような推測が書かれていましたので、的外れでもなさそうです。

 (写真は酒販店カガヤの山田裕子さん提供、ありがとう、5月25日書き込み)

 


初夏の味わい

 

写真1「寒天寄せ」

 

ときどき、こういうものを食べたくなります。作ってみました。紅茶のお酒の寒天寄せです。加糖したのと、ユズ果汁で酸味をつけたのは成功でしたが、「硬さ」を思うように調整できなかったのと、寒天は濁っていることを忘れていたのが減点ですね。でも、寒天の硬さが素朴で懐かしく、初夏らしい冷菓になりました。

 

写真2「酢蜜柑(すみかん)」

 

酢蜜柑という言葉を知ったのは高知に通うようになってからです。高知の酢蜜柑といえば、柚子、直七、仏手柑、酢橘でしょうか。酢蜜柑という言葉を教えてくれたのは、コピーライターの池田あけみさんだったかな。

ところで、写真はわが家にある酢蜜柑の果汁です。いずれも高知のもの。グラスにはユズ水が入っています。冷たい水のユズ果汁を垂らしてつくりました。ユズ水を飲むと「身体がよみがえる」気がします。口の中がすっきりします。

ただ、ユズ水の繊細な味わいは、それだけで完成されていて、不可侵で、食べ物とマッチさせられないように思います。

お酒をやめて、晩酌替わりの飲み物を探していますが、ユズ水は違うようです。でも、旨い。

 

 


鰹のたたき(5月25日)

 

高知から「鰹のたたき」がクール便で届きました。目に青葉、ですから、初鰹ですね。早速いただきました。旨い。

初鰹の旨さは、カツオ独特の香り(血の匂いらしい)と、さわやかな味わいですね。それに加え、分厚く切ったボリューム感、薬味のネギとの相性の良さ、でしょうか。

この「鰹のたたき」は、久礼大正市場の「田中鮮魚店」で調理し、「道の駅四万十とおわ」のプロデュースで通販しているもの。

で、もう少し詳しく説明すると、この鰹は中土佐町の久礼漁港に所属する、「土佐の一本釣り」の小型漁船が釣り上げたものです。水揚げされた新鮮な鰹を田中鮮魚店の田中店長が自ら「藁焼き」で仕上げました。

燃え上がる稲藁の高温で、鰹の表面を瞬間的に真っ黒に焦がし、火からおろし、そのまま自然に冷まします(高知では冷水で〆ることはしない!)。

なんでこんなに長々と説明をするかというと、現地で焼いているところを目撃していて、その分だけ思い入れが強いからです。

この「鰹のたたき」のクール便には「道の駅四万十とおわ」のニュースレターが同封されています。そこには田中さんのインタビューが載っていて、その一部を紹介するなら、「(魚屋さんも漁師さんも)鰹で生活できるようにするのが自分の仕事、夢」と語っています。とても読み応えのあるニュースレターです。このような濃厚なニュースレターとともに、四万十のおいしいものが届くのを、毎月楽しみにしています。

(5月25日書き込み)